全米医学アカデミー会長
全米医学アカデミーの会長であり、全米研究評議会副議長及びデューク大学名誉学長。過去にデューク大学医療システムCEO、ハーバード大学及びスタンフォード大学の医学部長を歴任。研究医、指導者としての輝かしい経歴が世界的に認められており、健康に関する分野で最も影響力のある人物の一人。その研究は、ACE阻害薬として知られる、人命を救う薬の基礎を築いた。
先見の明ある指導者として示唆に富む模範を示し、健康革新への取組を主導してきた。全米医学アカデミーにおける数多くの取組みのなかでもとりわけ、健康な長寿を達成するための国際的なプロジェクト「健康長寿に向けた課題解決(グローバル・グランド・チャレンジ)」を立ち上げ、人々の健康増進を共通の優先事項として位置づけ、学問分野やセクターを超えた協力体制の推進に尽力。さらに、グローバルヘルス分野の指導者として、世界健康危機モニタリング委員会の委員や、G20世界健康安全保障(GHS)の科学パネルにおいて共同議長を務めた。